Dialysis

透析待合

2F受付

透析室は各自の透析スタイルに合わせ個室タイプ、介護に重点をおいたタイプを選択していただけます。
透析導入年齢が年々高齢化してきております。歩けなくならないよう、QOLが低下しないようなリハビリが必要となってまいります。また、入院から介護への移行が予想されています。患者さまの送迎や介護施設との連携はもとより、「透析ホーム」のような介護施設が必要となって来ることでしょう。
一歩先を考えた医療と介護を一体として、考えていきたいと思います。

長時間個室透析ルーム(8床)

長時間透析ルーム(8床)

透析困難症などの合併症に対応するべく、週18時間以上の長時間透析を行っております。
日中の6時間透析または睡眠時間を利用した8時間程度のオーバーナイト透析によるマイルドな透析治療を行っています。
各透析スペースはパーテーションで独立しており、プライバシーが守られゆっくりとお休みいただけます。

個室透析ルーム(16床)

個室透析ルーム(16床)

3~4時間の日中透析ルームになっております。
長時間透析ルームと同様、パーテーションにより個室感覚で透析を行うことができます。
各ブースに一つの窓があり、外の景色を眺めながら透析を行います。
隣の患者さんの視線は遮断されているので、ゆったりとくつろぐことができます。
一方、パーテーションを低く設置し警報装置が一目でわかるよう安全性にも配慮しております。
また、スタッフ巡回、コンピューターによるモニター監視を行い、状態を観察することが可能です。

見守り透析ルーム(6床)

見守り透析ルーム(6床)

3~4時間の日中透析でパーテーションのない従来のオープンな透析ルームとなっております。
感染症対策として医療用カーテンを設置し患者さんのプライバシーの確保にも繋がりました。
血圧低下が著しい患者さんや介護を要する患者さんが対象です。

感染対応ルーム(1床)

感染対応ルーム(1床)

免疫力の低下した透析患者さんに感染拡大することを防ぐため、室内を陰圧に保った個室で血液透析を行います。

HDFについて

HDFについて

当院では、多用途透析装置を使用しており、全台でHDF治療が可能です。
HDFとは通常の透析に濾過を加えたもので、小分子から低中分子蛋白(分子量数万)まで除去することが可能です。
血液流量・透析液流量・置換液量・希釈方法など、個々の患者さんに最適な条件での治療が可能です。
長期間透析治療を受けている患者さんに多い合併症の一つに、β2マイクログロブリンの蓄積により発症する透析アミロイドーシスがあります。
オンラインHDFはβ2マイクログロブリンの除去に優れ、透析アミロイドーシスの予防・抑制が期待されます。
その他、貧血改善・むずむず脚症候群・栄養状態の改善・血圧の安定・かゆみ・不眠などの改善がみられると学会などで報告されています。

きれいな水

きれいな水

何本ものフィルターを通すことで、原水(水道水)に含まれる微生物やCa・Mg・Naイオンなどの不純物を取り除き、配管から透析装置まで徹底した洗浄と消毒を行っています。
オンラインHDFとして使用可能で注射用水や点滴レベルの純度の高い透析液を精製しています。
当院は厚生労働大臣の定める施設基準に適合しており、透析液水質加算2を取得しております。

処方透析

個々の患者さんに合わせた最良の透析治療が行えるよう、多くの種類の透析膜や組成の異なる数種類の透析液を採用しています。
検査データを基に透析条件を考え、症状に応じた治療を提供しております。
その他、毎月、透析量・蛋白異化率・栄養評価・血液濃縮率・パーセントクレアチニン産生速度・食事の塩辛さなどを求め分析し、最適な治療が行われているか確認しています。
また、患者さんへ食事管理や運動の必要性について理解していただくよう説明を行っています。

コンピューターによる透析管理

コンピューターの導入により、体重や医師の処方による透析条件をスタッフ間で共有することができます。
さらに、患者さんの透析前後の体重管理はカードキーによる個人認証によって記録されます。
透析中の除水経過や血圧測定値も自動的に患者さんの端末に記録され保管されます。

快適さ

ベッド

最近になって椅子透析も広まり、ベッドの目的が変化してまいりました。
そこで、当院では快適な透析を目指してJALファーストクラスやベンツなどに採用され、NASA認定のベッドであるスウェーデンのテンピュール社製の電動ベッドを採用しております。
また、透析時間を快適にお過ごしいただけるよう、全台にテレビを設置しております。

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